2012年特定外来生物オオカワヂシャが、大津川中流から下流の川岸や支流で繁茂していることが確認されました。大量の種子が流れ着き、手賀沼岸でも生息しています。 2014年春には環境省RDBで準絶滅危惧種に指定されているカワヂシャが大津川の支流で見つかり、2015年春にはその上流の水路でオオカワヂシャの繁茂も確認されました。カワヂシャの生存の危機です。
2021年3月31日第2回上大津川のオオカワヂシャ駆除活動報告
2015年春期大津川オオカワヂシャ調査速報
2014年大津川オオカワヂシャ調査とカワヂシャ保全
2013年手賀沼ナガエツルノゲイトウ・オオカワヂシャ調査報告
手賀沼にマシジミとガシャモクを復活させる会「オオカワヂシャ・ナガエツルノゲイトウ調査」
2013年度調査で、芦川橋から松戸市六高台方面支流(上大津川)の、大津川本流との合流部から500m上流までオオカワヂシャが自生していることを報告した。その後、2014年4月の調査でこの支流に自生しているのはほとんどが「カワヂシャ」であることが判明した。(右図参照)
2015年3月から生息状況を継続調査してきた。3月はこの支流の多くの箇所でオオカワヂシャが種子から発芽したと思われる10~20cmの株が多数あり、カワヂシャと混在していた(写真1)。また、4月26日には、茎の直径2~3cm、高さ70~80cmもある株が水路の中や岸辺で確認された(写真2)。これらは、この支流の種子から発芽成長した株とは成長度が明らかに違い、上流より流されてきたものと推測された。