日時/ 2017年3月10日(金) 12:30~15:00
参加者/美手連会員17名、手賀沼流域フォーラム松戸実行委員1名、柏市環境政策課2名
手賀沼流域では、今いろいろな特定外来生物の侵入に見舞われています。その一つであるオオカワヂシャが、手賀沼にそそぐ大津川の支流で繁茂しています。美手連加盟団体の手賀沼にマシジミとガシャモクを復活させる会が継続し調査した結果、今の時点で駆除すれば、ナガエツルノゲイトウのように大繁茂することを抑制できるだろうと提案がありました。それを受けて、この度、手賀沼流域フォーラムの調査事業として、該当区域の柏市の協力を得て、美手連で調査並びに駆除を行いました。
マイクロバスで移動し、逆井方面支流では、胴長を着用して川の中に入り、オオカワヂシャを殲滅していきました。上大津川では、放っておくとオオカワヂシャに駆逐されてしまう在来種のカワヂシャとの見分け方をマシジミの会の竹中さんに教わりました。また、高南台調節池から流入する高柳水路では、昨年水路土砂清掃が行われたため、所々芽生えが見つかりましたが、明らかに激減していたことを確認しました。駆除したオオカワヂシャは40kgで、柏市環境政策課で焼却処理をしていただきました。
オオカワヂシャは、御多分に漏れずなかなか手ごわい特定外来生物です。ゼロにするのは至難の業です。これからも継続して調査をしていきます。