事業実績 在来生態系の保全復元活動 ナガエツルノゲイトウ関連 外来水生植物駆除

外来水生植物駆除実施 2017/11

2017年11月16日(木)
場所 手賀沼北岸我孫子新田地先
主催 美しい手賀沼を愛する市民の連合会

 美手連では急速に繁茂する特定外来生物ナガエツルノゲイトウの拡大を危惧して、継続的な調査と様々な駆除実験を試みてきました。昨年11月に実施した北柏ふるさと公園での駆除実験を受けて、今年度は我孫子市側での駆除実験を実施しました。

 幸い絶好の天気に恵まれ、美手連会員の他に、千葉県柏土木事務所、我孫子建設業会、クリーン手賀沼推進協議会(手賀沼漁業協同組合、我孫子手賀沼漁業協同組合、手賀沼貸舟業協同組合、我孫子市廃棄物処理協業組合、NPO法人アルバトロスヨットクラブ、我孫子市の6団体で構成)、千葉県水質保全課、滋賀県自然保護課の皆さん、総勢65名の方にお集まりいただきました。


はじめに、美手連副会長から作業説明
作業開始!
①切れ端の流出防止のため、ネットを張る。②まずは、デッキ下のナガエから。ひとつかみでこんなに!
③作業者は胴長着用の上、水中からエンピや鎌を ④切り離した島状を人力や小舟の力で使ってナガエ群落の地上側を切り離す。デッキ下まで運ぶ
⑤待ち構えたデッキ上の重機が引き上げ、⑥ちぎれたナガエがたくさん流れてくるので、トラックに積み込む。ひとつ残さず掬い取る。(主に市民担当)
作業終了!
駆除したナガエは、トラックにより大津川の仮置き場所まで延べ26回搬送されました。駆除量は約50トン(水分を含む)。

すでにこの場所もオオバナミズキンバイが混生
市民・企業・行政の協力の下、和気あいあいとスムーズな進行で、当初計画した約400㎡の群落を駆除できたことをお伝えします。特に、重機やトラックを持参で参加してくださった我孫子建設業会の皆様のお力は絶大なものでした。