事業実績 行政との協働事業 手賀沼統一クリーンデイ

手賀沼統一クリーンデイ報告 2016年度(第14回)

第14回美手連統一クリーンデイを昨年と同様に、柏地区の3箇所(大堀川・大津川・手賀沼南岸)と我孫子地区、印西亀成川流域、白井地区を合わせた合計6箇所で実施しました。
手賀沼水環境保全協議会、千葉県、手賀沼流域各市などの自治体及び他団体の支援・協力により、清掃活動を通してゴミのない綺麗な環境を維持することの素晴らしさと大切さを市民の皆様に体験して頂きました。
参加者は709人(前年比86.5%)と減少しましたが、ゴミ収集量は2.17トン(前年比111.3%)と増加しました。

尚、地区別の状況は次の通りです。

実施日参加者
(人)
前年比
(%)
ゴミ収集
(トン)
前年比
(%)
 備 考 
全体12/4(日)
12/11(日)
70986.52.17111.3
柏(大堀川)12/4(日)7486.00.2589.3
柏(大津川)12/4(日)76104.10.5071.4
柏(手賀沼南岸)12/4(日)5591.70.212100.0
我孫子地区12/4(日)43683.80.93157.6
印西亀成川12/4(日)2676.50.1260.0
白井地区12/11(日)4289.40.1694.1

2016統一クリーンデイ地区実施報告


実施日時 2016年12月4日(日) 9時30分~12時
  11時過ぎに作業を終え、11時半からご苦労さん会で懇談
参加者数 合計74人
  一般市民の参加49人、参加団体 柏トライアスロンサポート(18)、竹中土木(15)、長寿大学(6)、北柏町会(3)、当会25人(世話役:佐藤(義)、深津)

挨拶、作業説明、ラジオ体操の後に4つの班に分かれてそれぞれの作業区域に向かいました。事前に道作りをした第4班には、期待も集まり屈強のトライアスロンチームに主力として担当頂きました。

多くの方に胴長を体験してもらったことで、大物を引き上げることが出来ました。自転車のペダルだけが沼地に突き出していたのを見つけて、2人で力を合わせてボロボロの自転車を引き上げたことでは、達成感を感じてくれたでしょうか。1歳に満たないお子さんを抱きながら参加した若いお母さんにも感動しました。

柏ふるさと公園会場のブルーシートに座りおにぎりとお茶をほおばりながら、参加者の感想を戴きました。 トライアスロンチームからは、「やり甲斐のある4班は大人数で臨みたいので胴長をもっと用意してほしい。」との嬉しいコメントもありました。その後には柏・地産の新鮮野菜を狙ってのビンゴゲームに興じました。

終了後には道具類の洗浄後に風車小屋近くにて、ささやかな泡立ち飲料を飲みながら、会員のみにて反省会を行いました。次回の第4班の扱いについて様々な意見が寄せられました。今後の例会の中で具体化していけたらと思います。皆さま、本当にお疲れ様でした。

イベント風景の写真 (写真:青木、大室、藤井、堤田)

1班:白鳥を見ながら進む

1班:大堀川河口・左岸の清掃

1班:大堀川河口・左岸の清掃その2

1班:釣り人の横で清掃

1班と2班:大堀川河口のようす

2班:大堀川河口・右岸の清

2班:ナガエツルノゲイトウに阻まれるゴミ

2班:長いすくい網を作ってみると!?

2班:みごとにゲット!!
 

2班:柏ふるさと公園の水辺道の掃除

2班:幼児と一緒にヤングママも大活躍

2班:お疲れ様でした
 

3班:ふるさと公園から、いざ出発!

3班:遊歩道わきの斜面にて
 

3班:大物を引き揚げました!!
 

3班:沼沿いのゴミ運び

3班:お疲れ様でした

4班:この「あし原」が戦場!!

4班:今回は道作りが功を奏す!

4班:とは言え、歩き難い!

4班:やっとこさ、タイヤを持ち上げる!

4班:すぐに一杯集まった!

4班:あずま屋前からの引き上げ


収集ゴミ合計
青袋×24、黄袋×24、 アミ袋×15、その他袋×2
粗大ゴミ: 原付バイク、自転車、タイヤ×4、三角コーン、ビールケース×2
総計250㎏

実施日時 2016年12月4日(日)

実施場所 津川ふたご橋~ひどり橋、手賀沼自然ふれあい緑道
参加者数 76名 (当会24名・千葉銀行ボランティアグループ50名・一般2名)
ゴミ収集量:0.5トン

3つのグループに分かれポイ捨てのゴミから粗大ごみまで千葉銀行ボランティアグループの若い皆さんの活躍で1時間で収拾作業が終わり、会員が仕訳を行いました。

実施日時 2016年12月4日(日) 9:30~12:00

実施場所 ヒドリ橋~道の駅しょうなん
参加者数 千葉銀行 柏・我孫子市の全支店行員並びにOB 約50名 沼南ボランティア会会員 5名
ゴミ収集量:0.21トン

この地域を担当して3年目になった。11月に入り下見に入るも、昨年にも増して踏み跡の出来が悪い。釣り好きの知人の話では最近の手賀沼は魚も減り、釣り人も入っていないとの事。時代の流れでは致し方ない。

踏み跡を頼りに今年の案内図を作り、準備完了とする。

千葉銀の人達の日常は事務員だから当然かも知れないが、草原向きの足ごしらえだった。土手沿いの道から沼側へ降りた人は1割に満たなかった。

沼側への下り口だけは刈払機で刈って誘導すべきなのだろうか?堤防の斜面を下すだけでも危険を感じて声を掛ける気にはならなかった。安全に土手下にまで到達できれば、踏み跡沿いに水辺までたどり着け、本当のゴミ拾いが体験できる。来年への課題としておきたい。

報告 沼南 手賀沼ボランティア会 会長 山木健一

実施日時 2016年12月4日(日) 我孫子市「ふれあい清掃」と同時開催

実施場所 手賀沼公園周辺
参加者数 436名 (実行委員会88名、一般348名) (実行委員会は美手連関連団体を含む)
ゴミ収集量:0.93トン (可燃ゴミ600kg、不燃ゴミ330kg)

今年度は、根戸下の芦原部分の草刈りが行われたので、道路下のゴミ拾いを実施した。
*道路下に降りるための梯子の設置と、掃除用具の準備を、アルバトロスヨットクラブが担当。
*中央学院大の学生さん達と、我孫子野鳥の会有志の皆さんが、ナガエツルノゲイトウ遮光シート周辺で草体の除去、土嚢の更新を行った。岸壁の石垣の隙間に、新しい芽が見つかった。
*不燃ごみの一部として、不法投棄の塗料缶(中身に液体)が多数見つかった。


ふれあい清掃 開会式(市長挨拶)

学生さん達を市長に紹介

根戸下の現場

ナガエツルノゲイトウ遮光シート現場のメンテナンス

実施日時 2016年12月4日(日) 9:30~12:00

実施場所 亀成川と流域の古新田・別所地区
参加者数 26名 (子ども4名、大人9名、印西市環境保全課1名、生涯学習課1名、印西市市民アカデミー5名、亀成川を愛する会6名)
ゴミ収集量:0.12トン

今年は、印西市生涯学習課から依頼があり、市民活動団体のイベントの企画運営を体験し学ぶという趣旨で印西市市民アカデミーの皆さんの協力を得て実施しました。コース下見の段階からスタッフとして加わり、当日はのぼり旗の設営から、受付や移動、作業時の一般参加者への安全確認など幅広く担当していただきました。来年もご協力いただけるとのことでした。大変ありがたいことです。

当日は好天に恵まれ、ゴミ拾いをしながら里山の生き物観察をしました。マユミ、ゴンズイ、ヘクソカズラ、ムラサキシキブ、ノイバラ、ビナンカズラなどが見られ、加えて、暖かい日だったので、ニホンアマガエルがご挨拶に現れてくれました。作業終了後は、手賀沼のことや里山の生物多様性の大切さをもっと知ってもらおうと作年に引き続き、○×クイズを実施しました。みなさん、優秀でなかなか勝負がつきません。最後はジャンケンで勝敗を決め、優勝・準優勝者(いずれも子ども)には地元別所のお米を、参加者全員に地元野菜をプレゼント。楽しんでもらいました。

参加者は、やはり今年も残念ながら当日キャンセルが相次ぎ(3家族)、振るいませんでした。また、日ごろから当会でゴミ拾いをしているため(毎月実施の印西市クリーン推進運動に参加)、ゴミの量は少なく参加者に達成感を味わってもらえる状況ではありません。今後はゴミ拾いに特化せず、ホタルの生息場所である斜面林の澪を覆っている落ち葉や枝の除去作業などを検討して参りたいと考えています。現在、亀成川や田んぼの中に繁茂している特定外来生物ナガエツルノゲイトウが斜面林の澪まで侵入しているところもあり駆除も視野に入れて実施できればと思います。

(亀成川を愛する会 事務局)


 

 

 

 

○×クイズ

優勝者に地元のお米を進呈

参加者全員に地元野菜を配布

実施日時 2016年12月11日(日) 9:00~12:00

実施場所 金山落 名内橋~今井三号橋
参加者数 42名(一般27名、県職員3名、手賀沼土地改良区1名、鎌ケ谷市環境課1名、白井市環境課6名、今井の桜保全プロジェクト3名、美手連1名)
ゴミ収集量:0.16トン

今年は、厚着をしていては汗ばむほどの穏やかな晴天の中、作業を無事終えることができました。

例年同様、白井市役所に集合し、白井市と美手連がレンタルしたマイクロバスの2台に分乗し、現地に移動しました。作業は名内橋から今井2号橋へ向かう班と反対側の今井3号橋から今井2号橋へ向かう班がそれぞれの両岸に分かれてゴミ拾いを開始しました。今年は、トングで拾い集められる細かなゴミは、思ったより少なかったのですが、家電製品や日用品など袋に入りきれない不法投棄物が目につきました。

作業終了後は、今井の青年館に集合し、恒例の地元白井の郷土料理「ばらっぱまんじゅう」をいただきました。白井市農産物加工研究会代表の湯浅さんが出来たてのほっかほかを届けてくださり、「ばらっぱまんじゅう」の由来や作り方を丁寧に説明してくださいました。お饅頭に敷いてある葉はサルトリイバラで殺菌作用があり、昔は何よりのごちそうだったそうです。

その後バスで移動し、手賀沼流域の平塚地区にある延命寺本堂、観音堂(県指定文化財)、十九夜塔(市指定文化財)、鐘楼を見学しました。

最近の参加者は、隊友会や白井こどもエコクラブ、六見会、毎年10名ほどの会員が参加してくださるNPO法人しろい環境塾とお馴染みの顔ぶれがそろい、和気あいあいとした雰囲気の中で作業をしています。今年も白井市環境課の皆さまには多大なるご協力を賜り感謝申し上げます。また、今井の桜保全プロジェクトの皆さまにもいろいろ準備をしていただきありがとうございました。

(美手連理事 竹内順子)


 

ばらっぱまんじゅうの説明

延命寺 観音堂

鐘楼